川べり会議〜雁木論議〜

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FRI
RiverDo!川辺コンソーシアム

「雁木」について深掘り

今年最初の川べり会議
テーマは「雁木」です!
今回のゲストスピーカーは県立広島大学の現役大学生植月真葵さんです。
卒論のテーマに選んだ「雁木」についておおいに語っていただきます!
この機会に広島の川に最も多くあるという雁木の魅力やあれこれに触れてみませんか?
雁木論議〜GANGi LONGi〜
ぜひご参加ください!

ご参加はこちらから

イベント名
川べり会議
日程
2026 2/27 (FRI) 19:00 ~ 21:00
主催
RiverDo!川辺コンソーシアム
拠点

マジックアイランドスタジアムパーク店

REPORT

当日の風景

雁木論議を開催

広島の川辺の「雁木」をテーマにした「雁木論議」を開催しました。
ゲストスピーカーは植月真葵さん。この度は引き受けていただきありがとうございました。
雁木の研究をされている方・地域づくりに関わる方・広島の川に興味のある方・川に関わる様々な方にご参加いただきました。

挨拶の後いよいよ卒論の発表です

雁木の数と形状を”足で数える”調査

広島市内の雁木を明らかにするために、自らの足で実地調査を行いました。
自転車・徒歩・航空写真、SUPを使った川の上からの観察まで。
数え上げた雁木の数、なんと「475」
数え方、雁木の数が発表されたとき、会場から驚きによるどよめきが起きました。
水辺に近づき、さまざまな角度から検証を重ねながら、一つひとつ雁木を確認していった調査は、まさに地道でありながら情熱にあふれるものでした。

また印象的だったのが太田川放水路・天満川・本川・元安川・京橋川・猿猴川、広島市内を流れる6本の川の雁木を数・形状によりデータ化していた点です。
論文らしく非常に体系的にまとめられ興味深い内容でした。
位置や形状、分布傾向などが整理され、これまで感覚的に語られることの多かった雁木が「見える化」されたことで、各所の水辺の特徴を伺い知ることができました。

広島町新開絵図にも雁木の詳細な記載が

1728(享保13)年に町奉行によって整えられた「広島町新開絵図」の中にも川辺の「雁木」の位置が描かれていました。
それぞれの「雁木」には役割があり、身分によって使える「雁木」に違いがあるなど広島市内の雁木全体を深掘ることができる内容でした。

市内のそれぞれの川辺の街の様子や産業にも触れることで、街での営みの様子を知ることができました。
写真左:京橋川から見た様子。上部左側に御便殿が確認できます。
写真右:猫屋橋(現在の本川橋)の様子。舟運で栄える様子を見ることができます。

かつての「広島川まつり」から現在へ

今回の発表では、雁木の歴史や利用実態に加え、かつて開催されていた 広島川まつり の様子についても紹介されました。
当時の記録から、川が生活や交流の中心として活用され、多くの人が水辺に集い、賑わっていた広島の姿が見えてきます。
川は単なる景観ではなく、人と人をつなぐ場であり、街の文化を育む舞台でもあったことを改めて感じる内容でした。
そしてその精神は、決して過去のものではありません。
現在私たちが取り組んでいる水辺活動や、今回の「雁木論議」のような場づくりも、こうした歴史の延長線上にあります。

かつて川とともにあった広島の暮らしを学び、今の視点で再解釈し、次の世代へとつないでいく。
今回の発表は、過去と現在、そして未来をつなぐ重要な気づきを与えてくれる時間となりました。

「第1回RiverDo!賞」

イベントの最後には、サプライズとして スピーカーの植月真葵さんに「第1回 RiverDo!賞」 を贈呈。
今回の研究と発表に込められた熱意、そして水辺文化への貢献に感謝の気持ちを込めてお渡ししました。
会場は温かな拍手に包まれ、記念すべき時間となりました。

次回予告:4月24日(金)総会開催

RiverDo!では、今後も水辺や川をテーマに、多様な視点から学び・語り合える場をつくっていきます。
次回は 4月24日(金)に総会を開催予定 です。
詳細は改めてご案内しますので、ぜひご参加ください。
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